2011/3/ リバーシーバス 柳川

 

三寒四温の今日この頃いかがお過ごしでしょうか?

東日本大震災で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げますとともに、

お亡くなりになられた方々へのご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災地の一日も早い復旧を願っています。

そんな大変な時に釣りなんて・・と、思うところもありますが、

私にとって釣りとは前に突き進む栄養源でもあります。

小さいながら会社を経営しておりますが、大なり小なり苦しい事もあります。

家族や従業員のためにも、前に突き進む情熱が必要なんです。

被災地の方々とともに「前を向いて頑張りましょう!」・・そういう思いでロッドを振る今日です。

立て込んでいる仕事も、彼岸の間だけはひと休み・・20〜21日の小雨の影響で、

栄養豊富な甘い水が流入していることを期待して筑後川へ。

21時前に到着、気温6℃・水温11℃台・北西風〜北東風の風が強弱・中潮上げ6分の頃合。

シラスウナギ漁は終盤をむかえるも、10数名の集魚灯が闇夜に賑わいを醸し出す・・・

「先行者は・・あれ?ポイントに釣り人の影もなく独占場やな・・さてさて、

水位は干潮周りのままか・・上げの底潮が効いているのか所々川の流れと拮抗してる状況やね〜」

風も弱まってきたので、このところいい仕事をしてくれているプライアル君で上層部からチエック開始

〜大型スズキが張り付いているであろうポイント周辺を扇状にきっていく。

カウントダウンで徐々に沈めていくと、上げの底潮がきいてるようで重たい負荷がロッドに伝わってくる。

ふと水面を見渡すと、浮遊ゴミが止まっている。

「今日は、22時頃から逆流が効いてくるかな・・と思うも、

今日は、ちと早いみたいやね・・・」そうこうしながらキャストをくりかえすも、

時折強い風がラインをもて遊ぶので水中の感覚がつかみずらい・・マール君に交換して探りなおし

・・・スズキはまだ差してきていないのか?居るのに反応しないのか?

音沙汰なし・・・風が弱まってきたので、プライアル君で再びチエック開始。

カウントダウンしながら低層を泳がせること数投目、コツンとひったくる生命反応。

すかさずあわせをいれる・・コッコンギュ-ッ・・「この重量感はフッコサイズか?

引き寄せにかかるもドラグは滑らんな〜でもまあ〜今月9本目、

どんな魚でもやりとりが釣りの醍醐味の一つだ・・」と、ランディングポイント近くまで寄せると、

最後の抵抗で鈍いエラ荒いとともに走り出しドラグが唸り声をだし始めた

「あれ?フッコやなかみたいやね〜このドラグ設定で滑り出す場合はたいがい85UP・・・」

愛竿CPSの弾力と相まって、観念したスズキが顔を出しボガでランディング。

「ありゃ?90UP・・やけどガリ痩せやね〜」魚体測定すると、98cmで6kg後半の個体でした。

今月は、数本のメーターや90UPが確認されていますが、例年の筑後川の釣果と比べると、

今の所5kg〜7kg台の痩せ気味の個体が多いみたいですね。春のシーズンも中盤。

マッチョなメーターオーバースズキとの巡り合いに期待したいですね!

 

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