2009/12/ 磯 ヒラ鱸 冷凍こが

 

ようやく北西の風が強まり海が時化てサラシが出る季節になった。
先月も良い日があったようだが、業務が忙しくて行けなかったのと、
時間が取れても、サラシが出ずに凪模様だった。

釣行は何も予定が入らないようだったら2日間釣る事にした。

早朝よりポイントへ向かってると、途中で古賀さんって声を掛けられた。
うん、良く見ると福岡の有名ショップ、フィッシング・ワールド博多駅前店の所崎さんでした。

http://www.fishingworld.co.jp/blog/seabass/archives/2009_12_18_791.html

彼は単独日帰りだったので、御一緒する事にした。

波高2.5mで申し分無いサラシが出ているって言うかホントに2.5mって思うほど、磯が潮を被ってる

まあ、とりあえず、本命と思われるポイントへ降り立った。

まずは一投目をワクワクしながらキャストする、ヒラスズキは活性が良い個体が居れば一投目から食ってくる
が、しかし、何の反応も無い

所崎さんも丁寧探るが反応が無いと言っている

あまり粘っても居ついて無いようなので、降りてきた獣道をまた登って戻ったる
釣れないと、戻るのも足取りが重い

違うポイントへ降りると、所崎さんがちょこっとしたゴロタで一本釣れたと言う

それじゃあ、シャロー域を狙ったが良いのかなって事になり、
ゴロタを重点的に狙う事にした。

曇ったり晴れたりする時に使用する偏光レンズでどれが一番良いか
所崎さんとも話したのだが、やはりTALEXのイーズグリーンでしょうって事で話が一致した。
ゴロタの沖にあるシモリもサラシの間から、イーズグリーンを通して
良く見える、2人とも度入りを愛用してます。
http://gurasan.co.jp/shop/list_01.php?list=6&le_le_co_id=5

早速ゴロタ場へ降りたが、風が10m程吹いてるので、軽いルアーは中々飛距離が出ない、
AIMS社のアローヘッド140Sをチョイスしサラシが広がる間を狙ってキャストすると、
一投目からヒットしたが、ジャンプされ直ぐにバレてしまった。
これがずっと尾を引くとは考えもしなかった。

すると、所崎さんが60upをぶら下げて来た。抱卵してるようで
ナイスプロポーションでした。

そして、自分も早く釣りたいなっと思ってるとグイっと重みが伝わり
一気にジャンプしてきた。
が、小さい、でもこの荒磯の激流に居る魚なので引きは強い

で、上がって来たのは50cmに満たないサイズの可愛いヒラフッコでした。

出会えた事に感謝

とりあえず、一本捕れてこのポイントに居る事が判ったので、
後は大好きなトップウォーターで釣る事にした。
で、使うルアーはこれAIMS社スプラッシュヘッド
http://www.b-fin.com/lure/splashhead.html

こいつをここって思うポイントへキャストして、着水後、数回スプラッシュをしポーズをさせると居たらバシュッとアタックするはず。

そして、数投目にアタックして来た。が、食ってない
そのまま、スプラッシュし待つとまた食ってきた。
次も空振り、で3回アタックしたが、ルアーを食いきれ無かった。
残念
でも、トップウォーターで釣る魚は水面まで姿を現わしアタックしてくる瞬間が見えるのが楽しい

その後もヒットしたけどバレる、アタックだけとかが続いたが
潮が低くなり、違うポイントへ移動する事にした。

午後からは風が一段と強まり、波がかなり磯を洗うようになる
多分、波高は3mくらいに上がってると思われる

このポイントは全く不発だったので、潮が上がってくるのを待ち
再度、活性が良かったゴロタへ戻った。

使うルアーは相変わらず、トップ 絶対これで釣りたいと
思ってると、所崎さんの同じルアーにヒットしてる
私のルアーは波間に浮いてる
ヒットしてきたのは、九州ではヤズと呼ぶブリの幼魚でした。

その後移動しながら探るが、私は相変わらずバラし捲くってる

ふと見ると、所崎さんがナイスサイズを持って来た。

いや〜、ランディングしようとしたらフックが外れ逃げられると思ったら、お魚が石の間にスッポリとハマって動けなかったから捕れました
嬉しそうでした。

75cm 4.5`のナイスサイズでした。

その後、数箇所のポイントを回ったが反応無く1日目終了した。

所崎さんは5本キャッチで大満足、私は一本だけで5回ヒットさせるもの4本はバラシ 
うち2本は確実に良いサイズだったと思われた。
翌日に期待を持ち、帰宅される所崎さんを見送った。

残った私は予約して宿へ行き、キープしたお魚をプレゼントしたら
喜んでもらい、夕食のお刺身として捌いて下しました。

1人なので、車中泊とも考えたが寝袋も持たず、おまけに夜間の気温は0℃以下になるとお天気予報で言ってたので暖かいお風呂に入れる
宿にしましたよ、
やっぱり疲れた身体には暖かい風呂と布団で寝れるのはありがたいです。
しかし、夜中に内腿が攣り捲くり目が覚める 
う〜〜〜んたまらん痛さですが、
疲れてたのでしょう、直ぐにまた寝入ってしまい翌朝を迎えた。
 

超ドMな釣りの2日目です。(笑)

翌朝は、天気予報から夜明けは遅くなると思ってたので7時に宿を
出る事にしていたので、6:30頃起床した。

それでも、外は真暗で風の音だけが不気味な音をたてて吹いている
あきらかに昨日より強まっている

宿に泊まると寒い中、ポイント近辺で着替えをしなくて良いのがひじょうに助かります。
部屋で昨夜洗ったウェットタイツ、シャツ、ウェア、グローブ他が
暖房のおかげで全て乾いてるので気持ち良く着て出れるからです。

早朝より作って頂いた、オニギリと味噌汁を受け取り、宿を後にした。

早速、一番近いポイントへ向かい降りる準備をしてると白い物が降り始めた。
明るくなり、海を見ると白波が立ち込めて岩場には波が這い上がって来てる
予報では、波高3mとなっていたが、それ以上あるんじゃないでしょか?
すると、雪とは違う白い物が宙を舞っている、良く見ると断崖絶壁の下から吹き上げられた潮の飛沫だった。
慌てて、車を被らない場所へ移動したが、無駄な事だったかも?

早速、降りて行くと今まで見た事ないような高い波が迫ってくる
昨日、所崎さんが釣り上げたとこも波が渦巻いてる、
数投投げたが、無理と判断して昨日反応が良かったシャローのゴロタへ行く事にした。
車を走らせてると途中で前が見えないような猛吹雪に遭遇
何とか、降りる場所へ付き下を見ると、波は高くなってるが釣りが出来ないような事はないようなので降りる事にした。

潮は上げ潮、波が高い日は時間が経つと立ってる位置が段々と被り始めるので、要注意だ。
昨日、潮が下げた時にゴロタとスリットがある所を見てたので、
そこを攻める事にした。
まずは岩が見える右側にAIMS社のアローヘッド140Sをキャストするが
風が強く、思ったとこまで届かない
http://www.b-fin.com/lure/arrowhead.html
サラシの広さが尋常じゃないのでカラーは目立つ、パールチャート&オレンジを選択した。
左際を流すと良い感じで流れを感じられるっと思ったらゴンと重々しいアタリがありグイグイと引きが伝わる、
おッ!これはまずまずのサイズかなって思ってたら、昨日に続きフッと軽くなり一発目からバラシてしまった。
気を取り直して、辺りにキャストを繰り返すが、全く反応が無い

ヒラスズキも大荒れの時はポイントにタイトに付いてるので、ルアーを
引くポイントがシビアになる
しかし、風速15m前後の中では中々正確なキャストは難しい
オマケに並みの波長も大きく、中々収まる時間が短く、キャストタイミングが少なくなる

ド〜んと来てこのタイミングでキャスト、上手く行ったかなと思いきや

後ろからサーフィンが出来るような波が来てルアーがサーフィン状態になり上手くルアーが泳がない

数投するとルアーが水面に見えたかなって思ったらバシャッとヒラスズキがアタックしてきた。
これは上手く掛かったので、波の周波を利用して寄せて来た
が、岩の向こうに引っ掛かりバシャバシャと跳ねたかなっと思ったら、
また外れてしまった。
もうこうなったら笑うしかない、引き攣りながら・・・

しばらくして、風が少し治まり掛けたので少し遠投が出来るようになり
沖の沈んでる岩の左側でヒットォ〜〜〜
今度は慎重にやり取りしながら寄せに掛かる、60くらいのヒラスズキの姿が見えてきた。
波が引いては沖に魚を強烈な水の力で引っ張り、寄せる波で押し込んでくる、
波の力が凄くて、中々寄らない、次の波で一気に寄せようと思い、
波が来ると同時にロッドを立てて一気に寄せた。
が直ぐに引き波が起こり、お魚を一気に沖へ持っていこうとする、
こいつも、ここで身切れして針から外れた。

これだけ波が高いとランディングが難しい、でもやるしかないのである
しかし、満潮を向かえ反応が無くなってしまった。

しばらく休憩して、あまりにも風が強いので風裏の様子を見る事にした。
が、裏側は潮の流れも悪く、サラシもほとんど出ていない

やはり、さっきのポイントを潮が動き始めるまで待つしかないようなので、しばらく休憩する事にした。
気温0〜3℃の中では5mmウェットでもたまに海水に浸からないと寒い 海水温は17℃くらいなので暖かいのだ

そろそろ動き始めるだろうと思い、先端の裏側へ行き巻き込んでくる波が作るサラシを釣る事にとにした。
先端に行くまで、数箇所を釣ってみたが何の反応も無い、潮が効いてないようだ。
いよいよ先端へ到着するが、たまに凄い波が襲って来てかなり上まで
上がっている、
波のタイミングと波の動きを見ながら先端へルアーをキャストすると
良い感じで潮を受けルアーに重みが伝わって来る、
潮が効いて、ルアーが上手く泳いでる証拠だ、
すると、ゴンと激しいアタリがあり、一気に流れの中に持って行く
そうしてると、ヤバそうな波が来たので一旦テンションを緩ませ
後ろへ下がり、波をかわしてリールを巻き取ったら外れてた
もう、ここまで来たら何度バラしても精神的に平気になった。

この場所を諦め、一旦高台へ行き、降りる所を探して周り、
釣りが出来る範囲の波が来てるような場所を見つける事にした。

ようやく、良い感じの所を上から見つけて降りる事にした。

湧き水があり、小さな小川状になったところから降りる事にする
途中、何回かズルズルと滑りながら降りて行く、
ようやく、下へ到着してみると予想外の大波状態
上から見るのと、下へ降りたらじぇんじぇん違う

数投して反応が無いので戻る事にする。

降りて来た所を戻ってると、半ば付近で足場が崩れそうになり
しりもちを付いた。
後ろに倒れる時に手を付いてかばったのだが、左手の下には突き出た岩があり、
親指付け根の筋肉付近をしたたか打ち付けてしまった。
アイタ〜って言うくらいで、寒さで痛みも麻痺してたのか、
そんなに酷くはないようなので、何とか車まで戻り確認したが
大丈夫のようなので、そのまま釣りをした。

お天気は益々悪くなり、アラレまで降ってきて顔にあたり痛かった。

次のポイントでキャストする度に手が段々と痛くなってきたので
そろそろ納竿する事にした。

グローブを外そうとしたら、痛くて外せない 何とか外してビックリ1.5倍位に腫れ上がってる
外れないはずだ
寒い中、着替えをするが、最後にジーンズのボタンを留めようとするが
手が痛くて力が入らない

そのまま、車の運転は平気だったので、無事に帰宅する事は出来ました。

帰宅後、使ったタックルだけ何とか降ろし、ロッド&リール、使用した
ルアーは全て一緒にお風呂に入る
ルアー類は特にフックが錆びるので、使ったルアーはもちろんの事、
使ってないルアーも一緒に洗う事にしている。

手は益々痛くなったが、家族には釣りで怪我したとは口が裂けても言えないので仕事中に転んだ事にしてる

で、本日、朝一で病院でレントゲン写真を撮ってもらいました。
結果は、左手薬指第1第2間接間の骨折&手首他の捻挫との診断が出ました。

素人目には判り難いのですが、2枚目の写真の右から2番目の指の2番目に右上から左下にかけて黒い筋が一本あります。これだそうです。
どうりで、薬指が腫れてるはずだ
それより、親指の付け根の方が痛いのに、とりあえず骨には異常ないみたいで、ただの筋肉の強い打撲みたいです。

薬指の付け根、手首の付け根にも内出血がありますが、そこは全く痛みは無いんですよね
内出血って、時間が経つにしたがって動いて行きますからね

いや〜〜〜、しかし。自転車レースに出てた時以来の骨折でした。

しばらくは業務上にも多少の支障は出るかもですが、
何とかやって行きますよね
じゃないと、大好きな釣りに行けませんからね
しばらくはおとなしくこんなにしてる予定です。

腫れが引いたら、平戸でクロムツ釣りに行きたいな(爆)

2日間やってキャッチ1本、バラシ9本
まだまだ修行が足りませんなあ

近日中に絶対復活します。



使用タックル他

ロッド:AIMS Black Arrow 110MH Monster Hira Special
リール:DAIWA・セルテート・ハイパーカスタム3500
ライン:サンヨーアプロウドGT-Rピンクセレクション12ポンド
リーダー:バリバス・VEPナイロン30ポンド
ルアー:AIMS・Arrow Head 120/140&Splash Head、
    Flutter Head 
ランディング・ツール:Studio Ocean Mark OG2816    

ウェア類
AIMS・Ocean Tights 5mm& Slip Bag Life Vest
アウターウエア:mont-bell アリュートオーシャンアノラック
Rivalley・RV ウェーディングシューズ クラシック CS 他

偏光グラス:宅配のめがねやさんセッティング
フレーム:ジール・オプティクス・エスパダ
レンズ:TALEX イーズ・グリーン 度付
 

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