2010/3/ リバーシーバス 柳川
気合をいれた春季釣行は1年ぶりです。
夕方前に仕事が落ち着き小雨がぱらつく状況の中、雨の後のささにごり上げ潮狙いに期待で胸を膨らませて、
車を走らせました。この時期は、シラスウナギと稚鮎の遡上で、
地元漁協漁師さんとスズキ狙いのルアーマンで賑わいをみせています。
現地に着くと、ゆったりとした、上げの流れが効き始めの頃合!そそくさとスタンバイOK!
先行者は2名。今日はまだ釣れてない・・とのこと。水位は地合いに突入していたので、
シンキングペンシルで流れの強弱を探りながら、実績の高いポイントへ送り込む・・
上層では反応なし〜バイブレーションのカウントダウンで、捕食ポイントを探る・・
早春の上げ潮パターンでは、中層でも活発に食ってくるので、
ルアーの重量や巻きスピードを変えながら様子見・・
するも反応なし〜徐々に水位が増してきた!
上げ潮パターンは地合いが短いので、少々諦めムードに突入しかけていたら、
上げ潮が緩み川の流れと拮抗し流れのヨレが出始めた!
すかさず狙うも、ルアーは無事帰還し数十分過ぎ、再度上げ潮が効き始めた!
「最後のチャンスやな・・」と、スズキの通過&ショート滞留ポイントへキャスト2投目にヒット!!
昨年の夏以来、7ヶ月ぶりで勘が鈍っていたのか、ヒットしてすぐにドラグが出て走り出したので、
スレ掛りか?ランカーボラ?草魚?と、半信半疑で引き寄せにかかる。
すぐさま、鈍いヘッドシェイク!スズキ?尻尾あたりにスレ掛りした魚?
とにかく顔を拝ませてくれ〜と、強引に引き寄せるも、
あまり動き回らず根がかりのように動かなくなる(早春時期の重量のある90UPの特徴です)・・
テンションを若干緩めて様子見しながら再度強引に引き寄せる・・と、
やっと水面を割っての鈍いヘッドシェイク「おっ!スズキだ〜しかもルアー丸呑み?
ラインブレイクに注意やな〜」と、ドラグを緩めて最後の引き寄せにかかる・・も、
ランディングポイント手前でまた動かなくなる・・とやりとりの最中に、ジャイアン高野君が登場。
「根がかり?魚釣れと〜と?」「う〜ん、80UPのスズキに間違いなかけど・・重量があるけんね〜」と会話しつつ、
ヒットしてから〜3分後ようやくランディングポイントへ誘導し捕獲終了!
体重測定〜写真撮影。92cm・7.5kg位のまずまずの個体(H18頃のデーターではアベレージサイズ)でした。
これから、水温上昇とともに稚鮎の遡上も活発になり、それとともに50〜70cm台のフッコサイズが増え始め、
ランカーサイズよりも我先にヒットしだすので厄介になってきます。
しかし、ランカーサイズを狙った釣りだけではなく、基本を踏まえたうえで数多く釣り場に通いキャストを繰り返せば、
ランカーサイズにめぐり合うチャンスは高い!
そんな恵まれた川ですよね。今回のヒットルアーは、24gのバイブレーションでした。
流れの強弱やベイトの回遊水深に合わせて探りを入れやすい、
18g〜24g位のシンキングルアー(バイブレーション・シンキングペンシル)の実績が高いです。
攻めるポイントは、根がかりが多いので、フックはダブル(冷凍こがさんの3月釣行レポートの写真参照)に交換をお勧めします。